
FXの損切りについて記事を先日書きましたが、今回利益確定ポイントと損切りポイントは初めに決めておこうという記事を書こうと思います。



今回の記事は、エントリーする例を踏まえながら記事を書こうと思います。
エントリーする時は適当に注文するのではなく根拠を持ってエントリーしていきます。
管理人も経験がありますが、値ごろ感で適当な感覚でエントリーをすると利益確定ポイントも損切りポイントも決まっていないのでエントリーしてから非常に困ることになります。
困るだけならいいのですが、XMでハイレバトレードをすると数十万円を動かすこともザラになってきますので、エントリーする時は根拠を持ってエントリーして、利益確定ポイントと損切りポイントは始めに設定しておきましょう。



少し例をだして解説していこうと思います。
決済ポイントをエントリーする前に決めておく
FXでは、成り行き注文と言われるリアルタイムでチャートを見てエントリーすることもあります。
OCO注文
その際は、OCO注文と呼ばれる利確と損切りを設定するやり方があります。
成行注文(ポジションを持つ)→OCO注文(利確と損切りを設定)
IFD注文
私はIFD注文を好みます。
これは、エントリー注文と利確と損切りの3つを設定することができます。
これは中々便利で、例えばドル/円を100円でエントリーしたいとします。
利益を確定するポイントを101円。
損切りするポイントを99円。
こう設定すれば、チャートが100円になった瞬間にエントリー師利確と損切りが指値で入ります。



こんな時に使いますので、少し例をだして説明していこうと思います。
上昇トレンド中をIFDで狙う場合
ドル/円の1時間足を例にだします。
このチャートは、ボリンジャーバンド2σと移動平均線20、75、200を表示したシンプルなチャートになります。
ダウ理論の5点目で押し目を狙っていきたい局面になります。
さあ、どこでエントリーしていこうかな???って思います。



どこを利益確定ポイントにして、どこを損切りポイントにしていくのか考えていきます。
それではエントリーポイントを探して時間を数時間進めていきます。
半日(12時間)ほど時間を進めたところにエントリーポイントがありました。
根拠は多ければ多いほど勝率は上がりますのでエントリーポイントをまとめてみましょう。
・ダウ理論による上昇トレンド。
・押し目を世界中のトレーダーが狙っている。
・移動平均線75(赤い線)。
・ボリンジャーバンド2σを抜けている。
ボリンジャーバンドは、相場の振れ幅(ボラティリティ)を一定期間の価格データから測定し、統計学的な観点から価格の変動範囲を予測してチャート上に表示するテクニカル指標です。
1σ(シグマ=標準偏差)の値は、基データの散らばり具合が、平均値を中心にプラスマイナスへ均等に分布している正規分布である場合、平均値プラスマイナス1σの範囲内に約68%の基データが収まることを意味します。
平均値を中心に標準偏差を2倍したプラスマイナス2σの範囲には、基データの約95%が収まり、標準偏差を3倍した3σの範囲は、基データの約99%が収まる範囲となります。
鉄板と呼ばれる非常に固いポイントになります。
こういうポイントをハイレバで取れると資産がザクザク増えていきます。



この辺りの詳しい解説は非公開ブログでしております。
しかし、時間帯が良くない。
鉄板ポイントに差し掛かったのですが、時間は日本時間の19時。
サラリーマンは働いている時間帯です。
エントリーできる人は少ないかもしれません。
そんな時に使うのがIFDになります。
チャートは1時間足なので、5分足や15分足ほど移動平均線もボリンジャーバンドもそんなに大きく動きません。
仕事前にIFDの設定だけしておけば取りこぼす確率がグっと減ります。
エントリーしてから利確と損切りの解説
もう一度チャートを表示します。
鉄板ポイントでエントリーしただけではまだどうなるかわかりません。
結果的に、チャートは上に行きましたがエントリーした段階では暴落する可能性も秘めております。
まず、利益確定ポイントを決めていきましょう。
世界中のトレーダーが一番注目しているのは直近高値の高値レジスタンスでしょう。
この高値レジスタンス付近は、上でポジションを持ってる人達がイライラとストレスを溜めながら上がってくるのを待っています。
つまり、この高値レジスタンスまで来ると上でポジションを持っていた人達が決済をしたり、逆張りエントリーをしてくる可能性のあるポイントになります。
なので、この高値レジスタンスより少し前辺りで利益確定してしまうのも一つの手です。
ここまでエントリーポイントから30PIPあります。
XMでハイレバレッジでエントリーする場合、10ロットエントリーで30万円です。
鉄板ポイントでのエントリーは、利益確定ポイントが明確です。
しかし、損切りポイントはどこになるのでしょうか?
損切りポイントは、2つあります。
①、早めの損切り。
移動平均線75EMAをローソク足の実線で完全に抜けたら損切りをします。
かなり早い損切りになります、ただしダマシも多くなります。
②、利益確定ポイント30PIPに対して損切り20PIP
利益確定ポイントを30PIP取っておりますので、それに見合った損切りポイントを設定します。
利益確定30PIPに対して損切り20PIPにすれば、1.5倍の利幅を取れております。



このように、鉄板ポイントでエントリーをして、しっかり利益確定と損切りをすることを繰り返すことで資産は増えていきます。
カップアンドハンドルを一緒に勉強しよう
ヨーロッパの方のトレーダーが好むカップアンドハンドルという手法がありますので、一緒に勉強しておきましょう。
先ほどと同じチャートになります。
高値から再度上がってきたところまで曲線を引きました。
そして、高値レジスタンスで売られて少し落ちたところに取っ手をつけて完成です。
これ、何かに見えませんか?
そうです、コーヒーカップです。
上昇トレンド中の押し目で起きる現象で、高値レジスタンスに当たって一度売られると一度上昇が止まります。



なので、上記では高値レジスタンス前で利益を確定しておきました、それでも損切り20PIPのリスクに対して利益確定は30PIPあります。
このカップアンドハンドルの使い方は2つあります。
①、高値レジスタンスでカップアンドハンドルが起きることを見越して逆張りエントリー
しかし、トレンドは上昇トレンドです。
踏みあげられる可能性が高いです。
②、ハンドルの部分を待って押し目エントリー
一度売られて落ちてきた押し目を狙って、再度エントリーという手もあります。



上昇トレンドなので勝率はこちらの方が高く、スキャルでパパッと取るのが良いかと思います。
スキャルピング、デイトレードとスイングトレードの利確幅と損切り幅は違う
利益確定ポイントと損切りポイントは、スキャルピング、デイトレードとスイングトレードで全然違います。
スキャルピングは、数分から数十分でエントリーして利確と損切りを繰り返すので、利益は少なく、損切りも少なくが基本になります。
この少ない利益の部分はロット数でカバーするというやり方もあります。
複利を使って3PIPを全力で1年取れば、たったの12ヶ月で10万円が1億円に到達します。
デイトレードは、1日をかけてエントリーをしていくわけなのですが100PIPを狙いにいくというのは大きすぎる目標です。
まずは堅実に10~50PIPを取っていきます。
20PIPをしっかり取れるようになると、資産は大きく増えます。
損切りは、利確幅に合わせて設定していきます。
スイングトレードになると、長い期間保有していくことになります。
50PIP以上を狙いにいきますので、大きく稼ぐことが可能になります。



私は、豪ドル/円でスイングトレードをしております。
うねり取り手法についてはコチラの記事をお読み下さい。
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