FXをやっていると１つ気づくことがあります。
それは、月曜日の朝は「窓」と呼ばれるギャップがおきるのです。
この窓と呼ばれる現象はなんでしょうか？
窓トレードなんて呼ばれ、窓だけをトレードするトレーダーがいるくらい有名な現象ですので覚えておいて良いと思います。
私もトレードの１つに組み込んでおりますよ♪
手法を解説しますね。
月曜日の朝は窓が開きやすい
この図を見て下さい。
ドル/円の1時間足になります。
金曜日の終値（マーケットクローズ）と月曜日の始値（マーケットオープン）があまりに違いすぎると、大きな窓（穴）があきます。
何故こんなことがおきるのでしょうか？
通常は、金曜日にトレードが終わり月曜日にマーケットがスタートします。
しかし、中東の方は土日でもトレードできるところがあり、流通量はそこまで大きくはありませんがチャートに影響を及ぼすことがあります。
月曜日、オセアニアの取引所が世界で一番早くオープンします。
そこで土日に動いた値がつきます。
月曜日に開いた窓は閉まる？
この窓という現象は、そもそも世界のトレーダーの意思とは関係無しに起きたトレーダーの意思とは違うチャートのギャップです。
ギャップはいずれ織り込まれて、適正なチャートに戻っていきます。
チャートからもトレーダーの意思を感じ取れますので紹介します。
このチャートを見て下さい。
朝のオープンで大きな窓が発生しました。
①、オープンと同時に窓を埋めようと買い勢が購入しますが、半値窓を埋めたところで利益確定され下げていきます。
②、下げていきますが窓の下限を攻めきれず、これ以上は下がらないと判断してます。
③、その後徐々に購入され窓が埋まっていきます。
窓は世界中のトレーダーが見ておりますし、このような現象がおきやすいので、窓が埋まる少し前あたりになると利益を確保しようとする動きでヒゲなどが発生して窓を完全に埋めるか試す動きがおきたりします。
窓埋めトレードの考え方
勝ち方としては、土日に大きな経済情報が飛び込んでくるとチャートに大きな窓が発生する確率が高まります。
朝のオープンと同時に窓を埋める方向にエントリー。
・大きな上窓が発生したら、ショートポジション
・大きな下窓が発生したら、ロングポジション
これが基本的な考え方です。
しかし、窓埋めは「いつか完全に埋める」と言われてますが、いつ埋まるかわかりません。
５分で埋めることもあれば、1週間後に埋める可能性もあります。
なので、1時間足でしっかり底や天井を攻めきれない動きを確認してから入っても良いかと思います。
他にも、窓を埋めていないのに逆の方向に動いていったらチャンスと捉え、窓を埋める方向に少しずつエントリーしていき、窓を埋めたら一気にポジションを利確して大きな資産を築くというやり方もあります。
私はこのやり方が好きで、本当に良く稼ぎました。
窓埋めで実際に稼ぐ手法
今までトレードで使ってきたやり方がありますので紹介します。
私は、豪ドルを使って大きな財産を作ってきました。
オーストラリアは非常に安定した国であり、豪ドルは世界中でも人気のある通貨です。
この通貨は高金利通貨で有名です。
下方向に窓がでた時だけエントリーします。
そしてエントリーしたら、窓を埋めるところに指値をさして放置します。
窓を埋めれば資金が稼げますし、時間がかかればスワップと呼ばれる金利差によるお金が手に入ります。
これは、豪ドル/円に下窓があいたケースです。
1円以上の値幅があいておりますので、底値近くでエントリーしていれば数時間で窓埋めを取れました。
2010年から窓埋めトレードをやっておりますが、大きく窓をあけた場合は窓埋めがよくおきますのでよくエントリーしてきました、高勝率ですのでお試しあれ。
ちなみに、先日豪ドル/円に大きな窓があいたのでエントリーしました。
豪ドル/円71.52でエントリーしましたが、かなり大きな値幅の窓でしたので利益をしっかり取る事ができました。
豪ドル以外にも主要通貨なら窓埋めトレードは有効です。
ユーロは大きな情報がでやすく、下げるのが早いので上窓があいた時は狙いにいくことがあります。
自分に合う通貨で利確ポイントや損切りポイントを色々研究してみて下さいね。
このような窓埋めで稼ぐトレーダーが存在します、月曜日のみトレードする専門のトレーダーですね(*^^*)
ここまで読んで下さってありがとうございます。
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